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      東日本大震災七回忌慰霊逮夜法要
曹洞宗・梅岳寺副・末武正憲


 東日本大震災から6年経ちました。

 私は10日に、全国曹洞宗青年会主催の福島県福島市にて行われた七回忌慰霊逮夜法要に山口県曹洞宗青年会の一員として参加してきました。

 ただ法要をするのではなく復興祈願のつどいにしようと多くの方々に来てもらえるように縁日のような形式をとりました。

 山口曹青からは銘菓豆子郎を500人分用意して行ったのですが、法要が終わって、ブースの様子を見に行った時には全て配り終えていました。

 法要は万灯供養という形式がとられていました。

 東北地方ではメジャーな法式らしいですが、私を含めて一緒に参加した山口の人間は誰も知りませんでした。

 大間を囲う300本は下らないであろうロウソクの灯りだけの中で、4人の導師が大間中央に置かれた納経塔を囲い、両班のお坊さんたちが仏陀神呪というお唱えごとを唱えながら、配られた塔婆に法華教を頓写して、それを最後には燃やして供養を願う、というものでした。

 初めて味わったその荘厳な雰囲気に、今度うちらもやりたいねと話しあった程でした。

 と言ったものの、言葉では説明しきれないので山口県曹洞宗青年会のHPがございます。

 そこから最新のギャラリーをご覧頂ければその一連の雰囲気も少しはお分かりいただけると思います。

 初めの方の写真は隣の幼稚園で行われた厳密には別のイベントの様子です。