(曹洞宗・西来寺・末武正憲)
こちらは萩心の電話です。今週は曹洞宗西来寺がお話いたします。
私は映画を見るのが好きです。
最近ですと「ゆとりですがなにかインターナショナル」と「沈黙の艦隊」、それと「二十歳に還りたい」を見てきました。
「ゆとりですがなにかインターナショナル」以下ゆとりですが、7年前にテレビドラマとしてやっていたんですね。
そのことを知らずにただcmを見て、面白そうだから見てみたわけですが、登場人物の簡単な説明くらいはキャプションでしてほしかったです。
初見としては人間関係が分からないので。
内容は面白かったです。
「沈黙の艦隊」については続きが気になる終わり方でした。
原作のコミックスの1巻目を映像化したもので、原作は32巻まで続くので仕方ないのかなといった感じでした。
「二十歳に還りたい」は単純にわかりやすくて良かったです。
公式ホームページから引用しますと、
『一代で大企業を気づきあげ、世間から経営の神様として尊敬されていた寺沢一徳は引退後、高齢者施設で孤独な日々を送っていた。
唯一の慰めは、施設を訪れる学生ボランティアの山根明香。
晩秋の夕暮れ、明日香と散歩していた一徳は自らの過去を打ち明ける。
社会的な成功の影で家族運に恵まれなかった人生。
彼の話に深い悲しみを覚えた明香は、夕日に向かい、神様に彼の願いを一つだけ叶えてほしいと祈る。
そんな彼女も失恋の痛みを心に秘めていることを知っていた一徳。
彼女のために、何かできれば。
もう一度二十歳に還りたい。
そう願った瞬間、一徳は見知らぬ大学のキャンパスで二十歳の青年となっていた。
これは現実なのか?
一徳は、今度こそ悔いのない一生を送ろうと、夢のような第二の人生を歩み始める』というものです。
ある日、天の声が聞こえます。
それは30歳までは結婚することも、結婚を承諾することもならない、そうすれば残り50年を安寧に過ごすことができる、というものでした。
一徳がどういった結末を迎えたかはネタバレの為、申し上げませんが、一徳本人も言っていたとおり、これで良かったのだと思います。
映画「アナログ」のような終わり方は個人的には納得出来ません。