毘廬山 蔵海軒 (びるざん ぞうかいけん)


宗派         曹洞宗(禅宗)
所在地     〒758-0003 萩市大島204
地図
電話         0838−28−0591
FAX         0838−28−0591
メール      tetsu212@joy.ocn.ne.jp
住職         村上徹山 第一〇世 昭和二十一年二月三日生
本尊         地蔵菩薩
伽藍         本堂(明治三十二年建立)/ 位牌堂(昭和二十六年建立)/庫裏(平成五年新築)
沿革         当寺の前身は地蔵庵(亨徳寺の末庵)と称し、元禄三年(1690)頃の草創で地蔵菩薩を祀り島民の信仰を集めていた。安永九年(1780)島の大火により焼失したため、時の庵主異本法師と島民の努力により天明八年(1788に再建された。当時、島民の葬儀などの法務については、大井の周鷹寺・大応寺に依頼していたが、渡海の折の困難等、種々の不便を解消するため正式の寺院を希望していた。明治九年(1876)に浜野助右衛門・浜村文右衛門・山本五左衛門等が中心となり下関市長府の功山寺塔頭、蔵海軒を引寺することになった。明治三十四年、第五世寿山代に今の地に移転した。昭和三十六年に庫裏部分を改築し、平成四年には本堂屋根葺き替え、庫裏新築等の整備がなされた。
年中行事  大般若会(一月一日〜三日)/ 春彼岸会/ 花祭(四月八日)/ 盂蘭盆施餓鬼会(八月五日)/ 開山忌(十一月五日)/ 梅花講(毎月一日、十五日)
歴代住職  開山龍達(功山寺第三世、寛永十二年没)/ 引寺開山黄中(明治二年没)/ 第二世主黄(明治十九年没)/第三世耕玉(大島初住、明治十一年没)/ 第四世大而/ 第五世寿山(林、明治四十二年没)/ 第六世寿仙(町田、昭和十一年没)/ 第七世泰定(森重、昭和十年没)/ 第八世雪童(阿武、昭和四十七年没)/ 第九世泰禅(伊勢屋、平成二年没)