随流山 大応寺 (ずいりゅざん だいおうじ)


宗派           曹洞宗(禅宗)
所在地      〒759-3611 萩市大井市場607
地図
電話           0838−28−0331
FAX          0838−28−0337
住職          松原邦浩 第一八世 昭和十九年七月七日生
副住職     松原正浩 昭和四十八年七月十九日生
本尊          釈迦牟尼如来
伽藍          本堂(享保年間)/ 庫裏(昭和三年)/ 山門(寛政六年)/ 鎮守堂(大正十五年)/ 位牌堂(大正九年)/ 土蔵
沿革          当寺古文書によれば、永観元年(983)似光法師が大井大寺の地に真言宗随流山大応寺を建立した。又、翌永観二年、似光法師は宿井殿立石に神殿を建立し、宇佐八幡宮を勧請した。その後大内氏二四代弘世の弟師弘の子が出家して痴鈍と号し、古曽前に寺を再興して禅宗の保寿寺と改めた。大内家三○代義興の弟も出家して梵良と名乗り、当寺の住職(第一〇世)をつとめた。天文年間(1532〜54)戦火のため寺社共に焼失したが、天正年間(1573〜91)吉見家の庇護をうけて再建された。その後無住の状態になり、末寺の和尚により支えられていたが、慶長年間(1596〜1614)に天下一統宗旨本末令により亨徳寺第二世守宝を迎えてから亨徳寺末となり、大応寺に復旧した。第二世宗愚代に坂本に移り、さらに第四世雲樹代、享保年間(1716〜35)に今の地に移転し、第五世禅峰代に本堂が再建され、その後徐々に堂宇が整備され今日に至っている。
年中行事  開山忌(四月二十一日) 盂蘭盆施餓鬼会(八月八日)
寺宝等      釈迦牟尼仏/ 十六羅漢(十六体)/ 聖観世音菩薩/ 八幡大菩薩/ 大井大寺の礎石の一つ、心礎が境内に移されている。
歴代住職  開山守宝(寛永元年没)/ 第二世宗愚(元禄九年没)/ 第三世禅海(正徳三年没)/ 第四世雲樹(元文五年没)/ 第五世禅峰(宝暦五年没)/ 第六世道智(明和六年没)/ 第七世昂門(安永九年没)/ 第八世哲産(享和二年没)/ 第九世台童(嘉永元年没) 第一〇世逸山(弘化四年没)/ 第一一世良源(明治七年没)/ 第一二世興宗(明治二十六年没)/ 第一三世豊寿(大正八年没)/ 第一四世黙笑(明治三十三年没)/ 第一五世隆山(明治四十一年没)/ 第一六世素巌(藤田、昭和二十三年没)/ 第一七世鶴道(松原、昭和六十年没)