杉孫七郎 スギマゴシチロウ


[略歴](1835-1920)吉敷郡御堀村(山口市)に萩藩大組士植木五郎右衛門の次男として生まれる、萩藩政務役、安政元年、杉彦之進とともに江戸へ行き、翌年帰国後藩校明倫館に入った、のち萩藩政務役となり藩政に尽くした、慶応三年には第二丙寅丸で大村・長崎へ行き、砲艦二隻の購入に努めた、明治三年山口藩権大参事となり、維新後枢密院顧問官兼議定官などを歴任した『環海詩誌』『回春集』などの遺著がある。
[墓]東京青山墓地
[旧宅跡]萩市江向3区(地図)