宍戸タマキ シシドタマキ
[略歴](1829-1901)萩城下の松本に萩藩士安田直温の三男として出生、萩藩士、萩儒山県太華の養子となり、半蔵と称した、世子の侍講など政務に参画し尊攘に尽力、慶応元年、藩命で家老宍戸親基の養子となり、備後助と改め広島で幕府の問罪使と応接、その使命を果たした、維新後山口藩権大参事や、新政府に出仕して刑部少輔・司法大輔・貴族院議員などを歴任した、明治三十四年没。 [墓]東京豊島区染井墓地 [誕生地]椎原(地図)